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 地元で作られた農産物などを地元で食べようという「地消地産」の取り組み。輸送の手間やコストが抑えられて新鮮な農産物を安価に購入できるだけでなく、環境にもやさしいと、各地で積極的に進められていますね。
 生産と消費を地域内で行うことで輸送コストや環境への負荷を減らすことができるのは、エネルギーもまったく同じ。実は、新潟県では、エネルギーでもこの「地消地産」を実現しているのだそうです。今月は、新潟の恵まれた資源を生かした「エネルギーの地消地産」のお話です。
※一般的には「地産地消」ですが、新発田市では「地消地産」を推奨
 そもそも天然ガスとは、いったいどんなものなのでしょうか?
 天然ガスは、自然界に存在する可燃性のガスのこと。メタンを主成分として不純物をほとんど含まないため、硫黄酸化物やススの発生はゼロ。石油や石炭にくらべ、二酸化炭素や窒素酸化物の排出量も少なく、クリーンなエネルギーとして知られています。(硫黄硫化物や、窒素酸化物は酸性雨や、光化学スモッグの原因になります。)
 日本国内では、主に北海道、秋田、新潟、千葉などで産出されますが、なかでも新潟県は国内トップの産出量を誇ります。
なんと国産天然ガスの約70%がここ新潟県で生産されているのだとか。
 ちなみに、日本国内で生産される天然ガスは、1年間で約37億。これは、国内消費量の約4%に相当します。つまり、残りの約96%は海外から輸入しているのが現状。天然ガスは、生産地から近い場所へはパイプラインで運ばれますが、海外から輸入する場合には、LNG(液化天然ガス)タンカーで海上輸送されます。輸送にかかるエネルギーや二酸化炭素排出量の増加も心配されますね。 日本国内では、主に北海道、秋田、新潟、千葉などで産出されますが、なかでも新潟県は国内トップの産出量を誇ります。なんと国産天然ガスの約70%がここ新潟県で生産されているのだとか。
 新潟県内には、見附油田、東新潟ガス田、片貝ガス田、吉井ガス田、岩船沖ガス田などいくつかのガス田があり、多くの天然ガスや原油が生産されています。各油ガス田で生産されたガスは、水分や不純物を取り除いてからパイプラインで発電所や工場、一般家庭まで運ばれ、その一部は首都圏にも輸送されているのだそうです。
 私たちが使う都市ガスには、もちろん県内産の天然ガスが多く利用されています。自分たちが暮らす地域でエネルギーがまかなえるなんて、まさにエネルギーの「地消地産」!とても恵まれたことですよね。地元産のガスを使えば、輸送の際に発生する二酸化炭素の発生量を抑えることができるので、温暖化防止にも貢献することができます。
新潟の地がもたらす自然の恵み、天然ガスを上手に使うことが、地球環境を
守ることにつながっていくのですね。
 
 岩船沖油ガス田
新潟市から北東約30の沖合いに位置する国内最大級の海洋油ガス田。水深36mの海洋に生産プラットフォームが建設され、生産される原油・天然ガスは、21の海底パイプラインによって輸送されます。
 
 ガスを上手に使うことは、経済的にもおトクです。あまり知られていないことですが、
輸送コストを大幅に削減できるため、新潟県のガス料金は、実は全国的にも安いのだとか。賢い主婦なら、このメリットを大いに利用したいもの。地球環境にやさしいエコロジカルな生活は、お財布にやさしいエコノミックな暮らし方にもつながるのですね。ガスを通して、エコ&エコな暮らしを実現してみませんか。
 
 『今回、ご協力いただいた石油資源開発紫雲寺鉱場の大滝さん。同社では、国内外の原油、天然ガスをはじめエネルギー資源の開発をしています。「エネルギーの地産地消で、貢献できていることを誇りに思っています。」と話してくださいました。
 
 
 


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